第1回 第2回
第3回 第4回 第5回【ハメーンリンナ女子刑務所】
ヘルシンキ市内から北に100キロほどのところにある開放刑務所。広い部屋に案内されカイサ所長からフィンランドの刑務所の状況について詳しく話を聞くことができました。フィンランドの刑務所の35%がすでに開放刑務所になっていて、服役者は社会の一員として扱われる。服役者は市民から見えるところで仕事をし、その姿をメディアが報道することで、開放刑務所と服役者のイメージを良くしていくよう運営されている。また知的障がい者について触れておくと、できるだけ刑務所には入れずに、二度と再犯させないためのメニューを用意しているとのことでした。
【福祉器具のコルピネン社ショールーム】
ヘルシンキ市内に有り、20年前からバリアフリーの製品を販売している。製品はトイレ、洗面台、バスルームやトイレ内に取り付ける手すりなど様々。
【シルタマキのサービスハウス】
ヘルシンキ郊外に有り、敷地内では建物がいくつにも分かれていて、それぞれが障がい者用の住宅となっている。50名の定員に対して47名が入居している。障がい者の介助のための関係者やセラピストも敷地内で生活している。各部屋の入り口には入居者の写真が飾られ、部屋の中には風呂、トイレが完備されていて、コルピネン社ショールームで見学した通りの器具も取り付けられていました。
【若い障がい者が運営するカフェ】
ヘルシンキ市内に有り、2015年8月につくられ、22人の知的障がい者が3拠点(下準備をする場所、パンを焼く場所、カフェ)で働いている。知的障がい者の支援事業として、社会の中で一般市民の目に付くよう、街中の交差点の角にカフェをオープンさせたと説明されていました。